薄毛とストレスの関係

昔に比べると、薄毛などの髪の悩みを抱えている人は右肩上がりに増えていっています。

この原因のひとつとして、現代人が抱えている強いストレスが挙げられます。

強いストレスは、胃痛や情緒不安定など、身体的にも精神的にも影響を与える要因となりますが、薄毛の原因のひとつにもなるのです。

なぜストレスで薄毛になるのか

ストレスが毛髪、あるいは頭皮に与える影響には、以下のものが代表として挙げられます。

・血行不良

毛髪を形成する毛母細胞は、毛乳頭から栄養を送られてその働きを活発にしますが、毛乳頭はこの栄養分を血中から吸い上げています。

それゆえ、血行が悪くなると十分な栄養分が細胞に送れなくなり、発毛力が落ちてしまうため、薄毛の原因となります。

この血行をコントロールしているのが自律神経なのですが、強いストレスを受けると、自律神経は緊張し、血管の収縮を起こします。

血管が収縮すると血流が減少するため、結果、血行が悪くなってしまいます。

・不眠症

毛髪には成長する時間帯というものが存在します。

この時間帯は午後10時~午前2時とされており、この時間帯に眠っていると、より多くの成長ホルモンが分泌され、毛髪の成長を促進します。

そのため、上記時間帯に質の良い睡眠を取る必要があるのですが、ストレスによって自律神経が乱れると、身体がなかなか「就寝モード」に切り替わらず、いつまで経っても眠れないという不眠症に陥る可能性があります。

・内臓機能の低下

ストレスにより自律神経に変調を来たすと、内蔵機能の低下が起こります。

ストレスで胃痛が起こるのは、自律神経不調による内蔵機能低下が原因なのです。

毛髪はタンパク質で構成されていますが、内蔵機能が低下すると、タンパク質の吸収率が悪くなり、毛髪に十分な栄養分が行き届かなくなります。

結果、細くて抜けやすい不健康な毛髪になってしまい、薄毛の原因となります。

・アドレナリンの過剰分泌

人が強いストレスを受けると、その反動で体内にアドレナリンが分泌されます。

アドレナリンは酸化のもとである活性酸素を急増させる作用があり、頭皮の皮脂汚れを過酸化脂質に変えてしまいます。

過酸化脂質は粘性があり、毛穴に詰まりやすい他、こびりつくとなかなか取れず、放置しておくと炎症を起こす原因となります。

頭皮が炎症を起こすと毛根にダメージを与え、育毛力を著しく減退させてしまうため、抜け毛や薄毛を誘発します。

定期的なストレス解消を

ストレスによる薄毛は、遺伝による薄毛と異なり、ストレスさえ解消すれば改善に向かいます。

逆に言うと、ストレス性の薄毛の場合、育毛剤を使ったとしても、根本的な問題が解決しなければ回復は見込めないことになります。

そのため、薄毛が気になり始めた際、ストレスによるものだという心当たりがあるのならば、まず育毛剤などに頼る前に、ストレス発散方法を模索することをおすすめします。

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